読書の習慣をつける

読書

なぜ読書が必要なの?

読書が大切なのはわかっているけれど、毎日忙しくて本を読むヒマがない。
疲れて帰ってきたんだから、ゆっくりスポーツ中継でも見ながらビールを飲ませてくれよ。
こんな意見を、本を読む習慣がない人から聞くことが多いのですが、なぜ私たちには読書が必要なのでしょうか。

読書にはビジネススキルを上げるという効果もありますが、そのほかにも人生を豊かにする、さまざまな経験を追体験できる、人生観が広がり新たな価値観が得られるなど、生きていくうえで重要となるあるゆる要素が養えます。

ビジネススキルを上げるという一点に絞っても、新書なら社会情勢や経済、歴史など専門分野について、わかりやすく学べますし、経営者が書いた書籍には、経営哲学やビジネスモデルなど、著者がどのように考えてビジネスを行ってきたかがていねいに解説されています。
しかし本の効用は、これらの知識を得る効果だけではありません。
読書の最大の効果は、自分の頭で考えられる人物になれることです。

よいアウトプットは読書習慣から生まれる

上司の言うことだけを聞いていたのでは、上司以上のビジネスマンには成長できません。
日本の企業も能力主義に比重を置くようになりました。
自分の頭で考え出したアイデアを生かし、生産性を上げなければ会社に貢献したとはいえず、気がついたらリストラの対象になっていた……、そんな事態になりかねないのです。

自分の頭で考えるためには、自分なりの判断基準や哲学、価値観など、考えのもととなる核が必要です。
なにもないところから核は生まれません。
たくさんの本を読んで、さまざまな考え方に触れ、そこから生まれてくるものなのです。
これは、その人固有のユニークなものです。

誰もが知っている知識や手順は、学べば身につきます。
しかし独自の哲学は、学んでも誰もが得られるわけではありません。
1冊の本から何を得るかは、受け取る側のセンスや教養、考え方にによって異なるからです。

ビジネスの世界では、これからはますます、独自のアイデアが尊重されるようになります。
独自のアイデアをアウトプットするためには、インプットが欠かせません。
ゼロからゼロは生み出すことができないのです。
インプットに最も適した材料が本なのです。
本を読んでインプットをし、それをあなたが養った判断基準や自分だけの哲学というフィルターでこしてアウトプットしたものは、あなただけのアイデアになります。

アウトプットのためには、常にインプットをし続けることが必要です。
読書の習慣をつけなければ、いいアウトプットは期待できません。

最近はネットで手軽に本が読める環境が整備されてきています。
【参考サイト】:電子書籍・電子コミックなら Reader Store
こちらのサイトはSONYが母体となり運営されているサービスです。
気軽に利用して、読書する習慣を癖づけていければと思います。

おすすめ本

最後に、読書の習慣をつけたい人におすすめの書籍をご紹介します。
齋藤孝著・読書力(岩波新書)。
松岡正剛著・多読術(ちくまプリマー新書)。
日本能率協会マネジメントセンター編集 ・本300%活用術(日本能率協会マネジメントセンター)。
楠木 建著・戦略読書日記 〈本質を抉りだす思考のセンス〉(プレジデント社)。